【まとめ】30代の資産形成の方法【長期投資】

ハルヒコ

こんにちは!
ハルヒコです!

資産形成の記事も増えてきたので、まとめ記事を書いて行きます。

このブログでは『長期投資』を推奨しています。

長期投資は、子供の進学や、自分の老後など、

ちょっと先の、お金がたくさん必要な場面に対処するための、強力な味方です。

長期投資は、大きなお金が関わるものです。

失敗に対する不安もあるでしょうし、詐欺なんかも怖い方が多いと思います。

投資をする上でそれらは付き物なので、

「絶対に大丈夫!」という状態は、どこまで行ってもありえません。

ハルヒコ

私も小さい失敗はたくさん経験しました。

はむB

JTへの集中投資、
財務が悪い銘柄への投資、
NISA枠を超えた投資、
含み損が一時期30万円とかな!
いろいろあったな!

ですが、身を守る方法や、失敗を軽減させる方法はあります。

一番の対策は何と言っても、

『投資の方法を知って、自分を守る、知識を付けること』だと思います。

今回の記事は、しっかり投資の知識がついて、

いろんな不安を解消できる記事を書いて行けたらなと思います。

今回も記事が長くなりそうです。

目次で、気になる部分から読み進めることをオススメします!

はむB

では、はりきって行こう!

目次
mineo(マイネオ)

何のために投資するか、自分のゴールを設定しよう

まずは、投資の目標を明確にしましょう。

投資は、長ければ自分が死ぬまで付き合うことになります。

目標が無ければ誘惑に負けて、途中で挫折してしまうかもしれません。

また、目標によって、とれるリスクや、投資のスタンスなどが変わってきますので、

何のため

いつまで

いくら必要だから、投資をしている。

と明確に言えるようにしとかないといけません。

はむB

FIREのために!
10年後までに4000万の資産!

はむA

10年はそうとう厳しいね。
がんばろうBちゃん。

投資の大きな目標3つ

なぜ投資をしているか、アンケートを見ると

おおよそ、この3つのどれかにあてはまります。

子供の教育費

将来の蓄え、老後の資金

早期リタイヤのための資金

あなたもおそらく、似たような目標を掲げているのではないでしょうか。

あとは、自分の目標を家族と相談し、

いつまでに、いくら必要かを考えると。

投資のスタート地点に立つことができます。

ここで、注意点がひとつあります。

普段の貯金で、期日通りに目標を達成できる方。

ムリに投資をする必要はありません。

例えば、断捨離が大好きで、月にかかる支出が少ない方

例えば、DINKs世帯で、収入が多い方

などが当てはまると思います。

投資を行わなくても、目標が期限内に達成できるなら、

投資というリスクを、わざわざ背負わなくても良いと思います。

ただ、投資をすることで、目標達成を早めたいなら、その限りではありません。

リスクをなるべく低めに設定して、投資をするのがいいかもしれません。

上のふたつが、どちらも当てはまらない人は、

適正なリスクを取って投資をする必要があります。

学費などについては、準備ができていないと、ローン(奨学金など)を組んで支払うことになりかねません。

借金をこさえると、自分の理想がどんどん遠のいて行きます。

計画性をもって、コツコツと投資(または貯金)をしましょう。

ねこ先生

「長期投資」は、
華やかさとは無縁の、
地道な作業なんじゃよ。

ライフイベントの備え、必要な金額を知っとこう

さて、ここでは先ほど挙げた3つの目標の必要金額を見ておこうと思います。

いくら必要か、の数値設定の参考にして下さい。

子供の教育費(大学の4年間)

→国公立250万円、私立文系360万円、私立理系485万円(文科省調査の平均値)

→ひとり暮らしをするなら、追加で月8万円程度が必要

将来の蓄え、老後の資金(年金と配当で生活する)

→年金に+5万円したい:1500万円の資産、年金に+10万円したい:3000万円の資産

早期リタイヤのための資金(配当での生活)

→配当収入が月15万円:4500万円の資産、配当収入が月20万円:6000万円の資産

『配当』って言うのは、投資先からもらえる、オーナーへの金銭でのお返しです。

長期投資は、この配当を貰うことを主軸とした投資です。

はむA

インカムゲインと言うね。

上の参考値は、利回り4%、税金考慮なしの数値です。

例えば、3000万円の資産を持っているとすると、

利回り4%で、年間に120万円の配当金が得られます。

12か月で割ると、月10万円の配当収入となります。

(税金は考慮していません)

少し前に話題になった、2000万円問題を例に挙げます。

65才から、35年間、年金の不足分を足し合わせると2000万円になる。という結果が出て問題になりました。

ざっくり計算すると、月に4.8万円の不足が35年で2000万円です。

逆に言えば、

2000万円もの貯蓄を持っていたとしても、

月に4.8万円切り崩せば、35年で無くなるという意味です。

でも待って下さい。

1500万円の資産をもっていたら、どうでしょう。

利回り4%で、月に5万円の配当を貰えます。

資産を切り崩している訳でもないので、1500万円の資産はそのままです。

適切な管理を行えば、配当も継続して出続けますので、

100才を超えても心配することは、ありません。

NISAやイデコを使えば、20%の税金もかかりません。

金融庁が2000万円問題で言いたかったことは、つまりこういう事だと思います。

国民の平均支出よりも年金が少ないのは、データ上で明らかだ。

不足を補うのには、

2000万円の貯蓄では100才が限界だ。

NISAやイデコを使って、1500万円の資産を作ろう!

目標とゴール設定は最重要と言って良いかもしれません。

ゴール設定については、下の記事でもう少し踏み込んで書いています。

投資の種銭捻出と、必要知識

さて、目標が定まったら、次は投資の準備です。

準備したいのは2つ。

「投資の種銭」と「必要知識」です。

投資の種銭準備

投資の種銭準備は、投資家の永遠の課題です。

種銭って言うのは、投資するお金で、特に初期にあてるものを指します。

つまり、投資するお金を準備しましょうということ。

種銭の準備は、基本的に、

はむA

節約してね。

が王道なのですが。

それだと、味気ないので、

もう少し具体的に考えました。

投資資金の準備

子供の進学費用:児童手当

自分たちの老後費用:節約

早期リタイヤ:共働き、または、副業

どれだけ節約(準備)したらいいのか、途方に暮れている人は見てみて下さい。

はむB

神回だったやつな!

ねこ先生

目標金額や、
月のつみたてなど、
明確な金額でシミュレーションしているぞ。

投資の必要知識、投資を始める前に知っておいて欲しいこと

投資を実際に始める前に、知っておいて欲しいことが3つあります。

「生活防衛資金」「投資と投機の違い」「リスク分散」の3つです。

超大事、ほんと大事。

聞いたことが無いなら、必ず見て下さい。

生活防衛資金とは

貯金が少したまって来たぞ!さぁ!投資をやってみよう!

と言う方、出鼻を挫くようでスミマセンが、少し待って下さい。

もし明日、事故をして、働けなくなった場合。

貯蓄をすべて投資にあてていたなら、

生活費(現金)を必要とするために

投資したものを解約することになります。

長期投資で避けたい事のひとつに、

短期での解約が上げられます。

短期解約は、手数料の分、結果的にマイナスになることが多いです。

例えのように、事故でなくても、

ムリのある投資計画などは、

短期解約になりがちです。気を付けて下さい。

短期解約を避けるために、

投資家の大多数が行っているリスクヘッジがあります。

それは、

投資に回さない現金をいくらか持っておくこと

このお金の事を『生活防衛資金』と呼びます。

生活防衛資金の目的は、

万が一、収入が一時的にストップしても、生活ができることです。

目安の金額は、

月の支出の3か月~6か月が一般的とされています。

月の支出が18万円の世帯であれば、

54万円~108万円を生活防衛資金として持っておきましょう。

生活防衛資金があれば、多少の事故も、突然のリストラもなんとかできそうです。

はむB

3か月あれば、次の仕事探せるだろ!

はむA

足の骨折も治るよね。

一般的に、生活防衛資金を貯蓄した上で、投資を行うのが主流とされています。

出鼻を挫くようで恐縮ですが、安心できる額を準備の上、投資に臨んで下さい。

投資と投機の違い

リスクの無い投資はありません。

銀行だって、倒産すれば、全ての貯金が返ってくるとは限りません。(保証は1000万円です。)

タンス預金も泥棒や火事のリスクはあるでしょう。

何事も、何らかのリスクは付き物です。

さて、投資は2つに分類することができます。

「適正なリスク内の投資」「自分のリスク許容を超えた投資」です。

特に「自分のリスク許容を超えた投資」のことを『投機』と呼びます。

はむB

単純にリスクが高い投資を指すこともあるぞ!

この投機は、長期投資には圧倒的に向いていません。

やるならお小遣いの範疇で行ってください。

投機とは、ざっくり言えば高リスク高リターン商品

・FX、暗号通貨

・デイトレード

・信用売買

・開発途上国の株式、債券

・財務の悪い銘柄保持(V字回復狙い)

・利回りの高すぎる配当株、など

これらは、投資を始めたばかりの方は、手を出すべき物ではありません。

他にも、

手数料が高く設定されている金融商品や、

証券会社の窓口での売買は行わないようにしましょう。

はむB

窓口は手数料がえぐいぞ!

はむA

ネット証券で、
PC・スマホで売買するのが基本だね。

話しが逸れましたが、

『投機、ダメ、絶対』

大切な老後の資金でパチンコするようなものです。

投機はやらない、覚えておいて下さい。

ハルヒコ

私は小遣いで、
ビットコインをちょこっと買いました。
ロマン投機は、ぜひ小遣いで!

リスク分散とは

投資の鉄則「リスク分散」です。

このブログでも、書くのが何回目か分かりません。

トヨタ自動車応援したい!全額投資じゃ―!

という人を、ムリに止めようとは思いませんが、

どれだけ良い会社、良い銘柄でも、そればかりに投資することは、基本的にタブーです。してはいけません。

「リスク分散」の反対は、「集中投資」です。

つまり、集中的な投資は、避けましょう。幅広く投資をしましょう。と言うことです。

分散の方法はたくさんあります。

銘柄:銘柄をひとつにしぼらす、沢山の銘柄を買う

業種:通信、自動車、小売り、などばらけさせる

:日本市場だけじゃなく、米国市場も視野に

時間:投資信託のように積立てる、ドルコスト平均法で高値を掴まない

投資商品:株式、債券、リート、投資信託、ETF

あの手、この手を使って、ひたすら分散をしましょう。

一番強力な投資で身を守る方法は、「分散投資」です。

リスク分散に関しては、もっと分かりやすく記事を書いています。

ぜひ見て下さい。

金融商品を知り、主軸の投資を決めよう

分散投資にも関係してくることですが、

金融商品の投資先の分散は必ず行いましょう。

株、債券、リート(不動産)を見ても、

国内か、先進国か、新興国かで9パターンに分散することができます。

はむA

新興国はオススメできないから、実質6パターンかな。

それぞれの、金融商品のリスクとリターンのイメージはこちらです。

リスク度はおおよそ、

債券<株式<リート(不動産)

国内<先進国<新興国

となります。

投資の主軸は好みで良いと思います

ハルヒコ家は、各金融商品の購入配分(ポートフォリオ)を以下のように設定しています。

30% 日本株式(個別、高配当)

30% 米国株式(個別、ETF、投信信託)

15% 日本リート(ETF)

15% 海外リート(ETF)

10% 米国債(ETF)

主軸は国内外の株式60%、次にリート30%、債券10%、我が家の当面の目標です。

はむB

日本株式100%は、
バランス悪すぎたよな!

ハルヒコ

そう。
なので、今だに日本株式が多い状況ではあります。

私の場合、日本株式を始めに買い始めたので、慣れもあり、気付いたらそればっかりになっていました。

米国の商品は、分散のため、最近手を付け始めましたが、今でもまだ不慣れです。

初めは、とっつきやすいところから、始めてみるのが良いと思いますが、

私みたいに片寄り過ぎると、あとで調整に苦しみます。

何が良いか、決めかねている人は、

分散が効いている『投資信託』から、

はじめてみる事をオススメします。

それぞれの金融商品の特徴

基本は上で上げたように3商品。

「株式」「債券」「リート(不動産)」

まとめパックとして、「投資信託」と「ETF」があります。

それぞれを簡単に説明して行きます。

株式

会社の株式を証券会社を経由して、売買できます。

利益を上げる方法は2種類あって、

インカムゲイン:株主配当

キャピタルゲイン:株価の上下による売買時の差額

が上げられます。

長期投資はインカムゲイン

短期投資(デイトレなど)はキャピタルゲインと覚えておくといいと思います。

株式投資は、平均したリスクは中程度と言われていますが、

銘柄(企業)によって財務状況は様々なので、ヒトコトでは言えない所があります。

はむA

日本人の平均寿命は85才!って言ってるのと同じだね。

債券(国債、社債)

債券は、お金を集めている国や企業に投資をすることを指します。

債券は、期間が設定されており、満期になると、利息を上乗せした元本が返ってきます。

国に信用が有る分、国債は信頼度が高いと言われています。

はむB

もちろん、元本保証なんかないぞ!良く規約を読むんだぞ!

リスクは日本<先進国<新興国となりますが、

日本の債券は定期預金と同程度の金利の為、見向きもされず、米国債券が主流です。

リート(不動産)

リートは不動産の証券版と言う感じです。

実際に大家になるのではなく、

お金だけ出して、大家をやってもらうイメージです。

ただしその分、中間マージンが取られ、

実際の不動産よりリターンが低く設定されています。

利点としては、

不動産の分散投資ができること

大家としての手間が無いこと

その反面、

さきほど書いたように、利益は低く設定されていることです。

はむB

不動産の分散投資ができるって、どういうことだ?

実際の不動産を保有しようとした場合

1件買うのに平均300万~必要になってきます。

リートの場合、不動産の運用会社に投資することになるので、

その運用会社が保有している数十件という不動産に投資することができます。

そして、リートは1口いくらで購入しますが、

おおよそ10万円前後が大半です。

リート(不動産)は、

少額から始められ、多数の物件に投資できるので、

分散が効くというメリットがあります。

はむB

一件に300万円投資するのと、
数十件に10万円投資するのでは、
リスクが違うな!

投資信託・ETF

投資信託・ETFは、上記3つの金融商品の詰め合わせセットです。

日本株式のパックであったり、

全世界の株式のパックであったり、

アメリカだけで株式と債券の比率を50%ずつにしてみたり、

株式と債券とリートを、先進国と新興国で均等に割ってみたり。

つまり、星の数ほど投資信託・ETF商品はあります。

はむB

各運用会社が考えた、
「ぼくがかんがえたさいきょうの銘柄たち!」ってとこだな!

ETFは上場投資信託といって、信頼度がほんの少し高いです。

投資信託とETFは、商品的にほぼ同じものと思って貰って大丈夫ですが、

ひとつだけ明確に違いがあります。

それは、

積立購入ができるか、できないかです。(2021年時点)

投資信託は1口の価格に関係なく、100円からの投資が可能なものが多いことに対して、

ETFはそれができず、口数単位での購入になります。

商品的にはETFが優れていると言われていますが、

(信頼面や、手数料が低く設定されているものが多い)

購入のしやすさでは、投資信託に軍配が上がります

はむA

投資信託なら、
「毎月5000円投資する」などの設定ができるから、
家計管理がカンタンだね。

はむB

そうは言ってもETFも、
日本株式を買うより安く買えるから、
分散の観点から言えば、
個別銘柄を買うよりメリットは多いよな。

個別の株式銘柄を買うより、投資信託・ETFを買う方が分散が効くので、

現在は、投資信託で長期投資を始める方が大多数です。

はむB

戦略として、かなり頭いいよな!

ハルヒコ

どの本を見ても、
まずは投資信託!って書いてあるね。

もういちど、ハルヒコ家の目標ポートフォリオを出しますが、

日本株式以外は、ETFを中心に買っており、

手が届かない所は、ETFに似た商品を投資信託で小さく毎月買っています。

30% 日本株式(個別)

30% 米国株式(個別、ETF投信信託

15% 日本リート(ETF

15% 海外リート(ETF

10% 米国債(ETF

投資信託について、どんな銘柄が良いかは、こちらの記事にまとめています。

ETFについては、配当がある有名どころとしたら、こんな感じだと思います。

日本リート

(1343)NFJ-REIT

米国株

(SPYD)SPDR ポートフォリオS&P500 高配当株式ETF、

(投資信託)iFreeNEXT NASDAQ100インデックス

米国リート

(RWR)SPDR ダウ・ジョーンズ REIT ETF、

(SRET)グローバルX スーパーディビィデンド・世界リート ETF

米国債

(AGG)iシェアーズ コア米国総合債券ETF

ハルヒコ

銘柄購入については、
しっかり検討して、
自己責任でお願いします!

はむA

他にも人気のETFはいっぱいあるから、
探して見てね。

いよいよ口座開設!

口座開設は、ネット証券で!以上!

はむB

コイツ、かなり雑になって来たぞ!大丈夫か?

はむA

スタミナ切れかな?

ハルヒコ

ネット証券は、
楽天証券、SBI証券、マネックス証券なんかが有名です。

上でも書きましたが、

窓口がある総合証券会社は手数料が高く設定してあります。(ネット取引でも)

なので、ネット証券がオススメです。

ネット証券ならば、どれを選んでも、だいたい大丈夫です。

ハルヒコ

あと、
知っておきたいのは、口座開設までにかかる時間!
かなり長い!

口座開設は、申し込みから1ヶ月程度かかります。混雑していたら2か月。

いろんな提出書類もありますし、サクッと「楽天証券」を申し込むことをオススメします。

証券口座開設で悩まずに、銘柄選定で悩みましょう。

はむB

やけに、楽天証券を推すじゃないか。

ハルヒコ

そりゃ、楽天証券使ってるからね。
かなり、使いやすいよ。

証券会社選びで止まっている人は、

バッターボックスに立つ前に、バットを選んでいる状態です。

早く、バッターボックスに立って、バットを振って下さい。

はむA

急に辛辣だね、
なんかあった?

投資先の選び方!

一度買ったら、長い付き合いになります。

長期投資では「銘柄選定」と「買うタイミング」がなにより重要です。

そして、

長く付き合うなら良い銘柄が良いですよね。

いろんな情報を見て、いろんなサイトを見て、

しっかり銘柄選定して行きましょう。

個別銘柄の選定方法(日本株式)

選定方法は長くなるので、

下の記事にまとめています。

要点は2つ。

「財務状況が良い配当銘柄」を、

「利回りが高いタイミングで購入する」です。

雑誌やブログの利回りランキングなどを参考にしても良いと思いますが、

購入前は「財務状況」の確認を忘れずに!

投資信託・ETFの選定方法

投資信託の選ぶポイントは2つです。

「自分の望む分散ができているか」

「手数料はいくらか」

下の記事を見ると、どこを見たらいいのか分かります。

はむB

あとは、サイフと相談だな!

はむA

あとは、ワイフと相談だね。

ようやく商品購入!

購入は、楽天証券を例に、記事を書いています。

銘柄の選定さえ終わっていれば、

購入のための注文は10分もかかりません。

有りがちなミスとしては、

証券口座に必要金額が入金されていないと、

銀行振り込みの関係で翌営業日になったりするので、

買いたいタイミングで買えなくてモヤモヤします。

入金などの準備は、購入の前日までに済ませておくことをオススメします。

ハルヒコ

すみません、
日本株の個別銘柄の注文方法は記事を書いてませんでした。
投資信託の注文方法と似ています。
近いうちに作成します。

購入後の心構え。コロナショックの狼狽売りを体験して

いろんな記事で、ちょくちょく書いていますが、

長期投資の保持は、意外と慣れるまで時間がかかります。

たとえば、

株価が上がって、予想以上の含み益が出たら、売りたい衝動に駆られます。

株価が下がって、予想以上の含み損が出たら、売りたい衝動に駆られます。

はむB

株価が上下するたび、
心が動くんや!

小さな株価の上下は毎日起こります。

それを見て、常時そわそわしてると、疲弊します。

はむA

トイレーダーだね。

何度も言いますが、長期投資は、長期の銘柄保持が重要です。

万が一売るタイミングを検討するとしたら、このふたつくらいです。

・自分のリスク許容度を超える財務状況の悪化

・納得できない減配、無配

(配当が減ること、無くなること)

つまり、売るタイミングを検討する項目に、

株価の状況は含まれていません。

見るだけ無駄とは言いませんが、

株価の確認は、

月に1回、2回程度確認しておけば、大丈夫だと思っています。

それよりも、

国内外のニュースや、次の投資に向けた情報収集をした方が結果的に良いことがありそうです。

あと、声を大にして伝えたいのは、

「狼狽売り」は厳禁です。

狼狽売りは、株価が下落したタイミングで、保有銘柄を売却することです。

デイトレードでは、損切は立派な作戦ですが。

長期投資での、損切は狼狽売りと一緒です。

先のコロナショック、私は含み損30万円とかなって手が震えました。

ですが今では、全体で、もとに戻るどころか、さらに含み益が出ています。

はむB

ショック時ちょこっと買い増したもんな!

ハルヒコ

狼狽売りしなくて良かったよ。

過去、金融市場の歴史では、

どんなにひどい〇〇ショックが来ても、必ず元に戻っています。

長期投資では、狼狽売りは厳禁です。

肝に銘じておきましょう。

はむB

手が震えてたヤツが良く言うぜ!

目標達成後の引き出し方!ふたつの4%ルール

ハルヒコ

最後のお楽しみ、引出しです。

目標達成後は、資産を現金に換えて使います。

配当があるものであれば、証券口座に振り込まれた配当を、銀行口座に移せば終わりですが、

配当が無いタイプの、投資信託やETFの場合は、

それらを適宜、切り崩し、現金化することになります。

そういった配当の無い投資信託などを切り崩す際、

「4%ルール」と言うのを知っておくと、

損をすることなく引出しができます。

先に、切り崩す際の、いちばん損をする方法を紹介します。

それは、1度での全額現金化です。

仮に、学費などでまとまった額が必要だとしても、

大学の4年分の学費を現金化するのではなく、

その時の必要金額だけ現金化し、なるべく資産として取っておきましょう。

はむA

入学金と1年目の授業料だけ、みたいにね。

その残資産は置いておく期間だけ、お金が増えます。

現金化したら、それ以上は増えることは無くなるので、その分、損をしていると言えます。

なるべく資産として、持っておく。と言う考えが4%ルールのベースになります。

そして、2つの切り崩し方はこちら。

・切り崩し開始時の資産額の4%を切り崩す(定額)

・毎年の資産残高の4%を切り崩す(定率)

ハルヒコ

これらのルールで切り崩せば、
資産は長持ちすると言われているよ!

はむB

まて、ハルヒコ。
どう違うか、わからん。

切り崩し開始時の資産額の4%を切り崩す(定額)

こちらは、

「切り崩し開始時の資産額」の4%を毎年切り崩す方法です。

分かりにくいので、先に例を挙げます。

4%定額で切り崩す例

目標達成時 1500万円の資産

1年目:1500万円×4%=60万円の切り崩し

2年目:1500万円×4%=60万円の切り崩し

3年目以降、同様に60万円を切り崩していく

はむB

毎年、同じ額を引き出していくんだな。

はむA

1500÷60=25
25年でなくなっちゃう?

Aちゃんの言うとおり、

貯金1500万円なら、25年でなくなります。

ですが、資産1500万円は25年より長持ちします。

「トリニティスタディ」と言うのがあります。

トリニティ大学の財務教授による、

「退職時のポートフォリオの安全な引出し率」の研究データによると、

退職時の資産の4%を定額で引き出すと、30年後も資産が残っている確率が95%

(株式:国債=50:50)

そして、半分以上の場合で、30年後資産が増えているということでした。

ねこ先生

過去の70年の色んな時期を切り取って、株と債券の比率を変えながら、引出し率を検討する研究じゃな。

はむA

トリニティスタディ」で検索すると
いろいろ出てくるよ。
見てみてね!

毎年の資産残高の4%を切り崩す(定率)

続いて、

毎年の資産残高の4%を切り崩す例を見て行きます。

4%定率で切り崩す例

目標達成時 1500万円の資産

1年目:1500万円×4%=60万円の切り崩し

2年目:1480万円(1年目の残資産)×4%=59.2万円の切り崩し

3年目:1505万円(2年目の残資産)×4%=60.2万円の切り崩し

4年目以降、同様に前年残資産を定率で切り崩していく

はむB

引出しの金額が毎年違うんだな!

これは、

「ウォール街のランダムウォーカー」という本の中で紹介されている、

切り崩しの手法です。

ポイントは2つあって、

・予想リターンよりも低い引出し率で切り崩すこと

・インフレ率も考慮すること

米市場の株式の長期で見た平均リターンは7%、国債は4%なんだそうです。

50%ずつで資産を組んでいたとすると、5.5%

それよりも低い引出し率で切り崩すと資産が長持ちするというのは、納得できます。

インフレ率に関しても、

年々変わる物価指数、

年々、中身が少なくなっている袋菓子のことを考えると、

インフレのことも考えないと、となりますね。

はむB

子供の頃は、
ポテチもっと入ってたよな!

もちろん、

引出し率を4%から3.5%にすると、資産はさらに長持ちします。

その時、その時で、引き出す金額(引出し率)を検討するのも、ありかもしれません。

はむB

自分の予測リターンもしっかり把握しとかないとな!

はむA

自分のポートフォリオ全体で予測リターン3%だったら、
4%で切り崩したら確実になくなっていくよね。

ねこ先生

これら2つは、あくまで、
米国のインデックス投資(投資信託・ETF)
をもとにした話じゃよ。

まとめ!まずは証券口座開設と種銭集めだ!

はむA

長丁場、おつかれさま。

今回も長い記事でした。

ここまで読んで頂き、ありがとうございます。

まとめとしては、

しっかり知識を付けて、自己責任で投資をしよう。

と言うことになると思います。

投資は何をどうやっても、人のせいにはできませんし、損失のお金も返ってきません。

人の投資手法を参考にしても良いですが、

結局は、その人と同じような結果にならないことも、ちらほらあります。

最終的には、自分で考えて、選んで、積み上げていくしかないのだと思います。

なにはともあれ、

全ての人に共通する第一ステップは、

「証券口座開設」と、「種銭づくり」です。

知識は一度に身に付くものでもありませんし、

長期投資なので、時間はたっぷりあります。

実際に投資を行いながら、実践で気付くことも多々あります。

頭でっかちになり過ぎず、行動しながら考え続ける。

じっくり、じっくり着実に、一緒に進めたなら嬉しいです。

ハルヒコ

それでは!ハルヒコでした!

種銭づくりはこちらで

証券口座開設はこちらを参考に!

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