
こんにちは!ハルヒコです!
長期投資では、候補から外せない投資信託。
商品が多すぎて選べないという方も多いです。



多すぎてキツイ?
多くから選べるのはメリットです。



楽天証券は約2700本
の投資信託が選べる!
あれが良い!これが良い!と
雑誌や、ブログで紹介されていても、
やっぱり最後に選ぶのは自分。
と言うことで、
今回は、投資信託の選び方の参考となる、
『楽天証券の画面』の見方と、『目論見書』の読み方を解説していきます。
そして、今回見ていく投資信託商品は、
投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2020 の
トップにも輝いた、



みんな大好き!





ハルヒコ家では、
ジュニアNISAで買っています!
投資信託が初めての方も、
その商品を理解できるようになると思います!
画像満載でお送りいたします、
最後までお付き合いください!
『楽天証券の画面』読み方
『楽天証券の画面』とは、
ここでは投資商品の詳細ページの事を指してます。



こんなやつ!





オレンジ星の部分を、
説明していくよ!
名称
投資信託商品は似た名称も沢山あるので注意して下さい。
買付手数料(なし)
買付ごとにかかる手数料、コストのひとつです。
最近は手数料が無料が増えました。あんまり高いのはオススメしません。
管理費用(0.1144%)
運用をお願いすることで発生する費用、コストのひとつです。
自分が購入した金額×0.1144%
が年間コストとなります。



購入金額が合計10万円なら、
10万×0.1144%で、
114.4円(年額)です。



支払いは、365で割って、
毎日支払になるみたい!
0.3円(日額)
管理費用が1%を超える投信は選ばない方が良いでしょう。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリ-)の
0.1144%は、
投資信託の中ではほぼ最安ですので、
これ以上低い管理費用を求めるなら、
海外ETF(上場投資信託)などになります。



ファンドの純資産が大きいほど、
手数料が低くなる傾向じゃの!
注文方法各種
スポット注文:
1度のみの注文
積立注文:定期的に購入する注文
購入タイミングや、金額を指定できる
毎月末に購入するように設定すれば、
そこからは何もしなくても毎月末購入してくれる。
つみたてNISA積立注文:
つみたてNISAはコチラから
できる事は積立注文と同じ



基準価格は見なくていいのか?



投資信託の積立の場合は、
100円から買えるし、
あまり見ても仕方がないかな。


eMAXIS Slim 全世界株式は、
MSCI
オール・カントリー・ワールド・インデックス
への連動を目標とする投資信託。
パフォーマンス(基準価格)
図②の青線は基準価格のパフォーマンスを表しています。
これまでの価格の履歴みたいなもので、
株やFXで言う所のチャートです。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリ-)のように
分配金が無い投信なら、
このパフォーマンスが全てです。
理想はきれいな右肩上がり。



ちなみに、
2020年2月の下落はコロナです。
純資産
図②の緑の山は純資産を指しています。
純資産は、ファンドに集まっているお金を指しています。
投資信託を購入している人(口数)と、
組み込んでいる資産の時価総額に比例します。
こちらも、右肩上がりだとファンドは人気があると見れます。
ただし、
分配金があるファンドだと、
純資産から支払いになるので、
パフォーマンスと併せて、横ばいである事も多いです。
それは、悪い事ではありませんが、
右肩下がりであれば、
そのファンドが不人気か、無理のある分配金であるか、
時価総額が下がっている、
などの理由があると見ることができます。
目論見書ダウンロード
こちらでは、
目論見書、運用報告書、月次レポートが見ることができます。
投信商品の説明書なので、
必ず読みましょう。
運用方針、運用会社、純資産額
ここの、運用方針はざっくり過ぎるので、
目論見書をしっかりみて特徴を把握して下さい。



eMAXIS Slim 全世界株式は、
MSCI
オール・カントリー・ワールド・インデックス
への連動を目標とする投資信託。
って書いてあるね。
運用会社は、覚えても覚えなくても大丈夫。
純資産額は、チェックポイントです。
純資産額が多いほど、
ファンドが動きやすかったり、
コストを抑えられたりします。
純資産が10憶円以下の投信は手を出さない方が良いと思います。


償還日
償還日とは、投資信託が解散し、投資者に払い戻される設定日です。
長期投資を考えているなら、
償還日は無期限が良いです。
ただし、純資産額が減り過ぎると、
無期限でも解散(償還)することがあります。
申込み単位
投資信託が100円から買えるのは、
ファンドあるいは、証券会社がそのように設定してくれているからです。
同じ投信商品でも、
証券会社が異なれば、100円から買えなかったりもします。


売却単位
申込み単位と同じで、
売却する時も単位を決められることがあります。
1円以上1円単位だと
取り出し易いので小心者は安心します。



ほっ



ほっ
NISA口座での購入
金融庁の審査を通った投資信託商品しか、
NISA・つみたてNISA口座での購入ができません。



少しだけ信頼性が上がるね!
すこしだけ!
運用管理費用
画像①で見た管理費用の内訳です。


リターン(年率)
近年のリターンを手っ取り早く見ることができます。
図①で見たパフォーマンスを数値化したもので、
株価の値上がり(キャピタルゲイン)と、配当・分配金(インカムゲイン)を合せた、
総合的なの利回りのようなものだと思ってもらえればOKです。



騰落(とうらく)率とも言うよな!



みんなが一番知りたいやつだよね。
今回は、1年間のリターンが12.45%でした。
コレをざっくり言うと、
3年5年が「ー」なのは、
設定日(投信の誕生日)から3年経っていないので、
データが無いということです。
楽天証券のページで、
知りたい部分をクリックすると説明文を見ることができます。
今回説明した、
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリ-)のリンクを貼っておきます。
ぜひ、見てみて下さい!
▽eMAXIS Slim 全世界株式▽





楽天証券の画面の
説明はここまで!
『目論見書』読み方
目論見書は、
投資信託の説明書です。
実際の目論見書が見てみたい方は、
こちらのページからダウンロードできます。


目論見書の冒頭は、
だいたい商品の特徴が記載されています。
商品の特徴や性格を理解するためには、
必ず見ておきたい部分です。


MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス
っていう指数も、グラフで見ると分かりやすいですね。



49の国に分散できるってすごいね。



この分散を、
低い管理コストでやるから、
投資信託が勧められる理由です。



全世界って言う割に、
半分以上アメリカなんだな。



それは、
アメリカの市場規模が大きいから
仕方がないのかもね。
気になるなら、
米国を除く先進国投信もあるよ!
構成比率は、
目標とするベンチマークに連動しながら変わりますので、
気になる人は、月次レポート等を参照下さい。


騰落率とは、期間中の基準価格の上昇、下落した率のことです。
ファンドの茶色い棒グラフ部分が、商品の騰落率と平均値です。



それくらい価格の変動があるってことやな!


先ほどの『ファンドの騰落率」と比較されていた、各資産の説明です。
青い棒グラフだった方です。



色んな指数の勉強になるね!


組み込み上位銘柄は、
組み込み比率が高い物が記載されています、
片寄ったりしてないか、見ておくといいです。



アップル!アマゾン!



世界的な企業が入ってると、
ちょっとうれしいかも。
年間収益率の推移は、
おおよその利回り(リターン)だと思えばOKです。
楽天証券の画面の画像⑤「リターン(年率)」と数値が違うのは、
区切る期間の違いのためです。


運用管理費用はココでも見ることができます。
他のコストとして、
購入時手数料と信託財産留保額がありますが、
この商品では無料です。


税金
売却時に利益が出ていれば約20%の税金が発生します。
NISA口座または、つみたてNISA口座での購入であれば、
一定期間の免除を受けられます。
コストについては、
こちらの記事でいろいろ書いてます。
管理コストと聞いて、ピンと来なかった人は見てみて下さい。


ちなみに、
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリ-)を購入した場合、
購入手数料と信託財産留保額は不要なので、
かかるコストは、
運用管理費用(信託報酬)と
≪購入金額に対して年率で発生≫
税金
≪投資利益に対して発生≫
のコストがかかると思えば大丈夫です!
運用報告書
決算が終われば、
運用報告書が発行されます。
内容は目論見書とほぼ同じなので、
ちらっと見るくらいで大丈夫ですが、
違いとしては、
1年間の報告や、
総経費率が見ることができます。





管理費用0.1144%だったのに!



隠れたコストが、
どこかにあったんだね。
月次レポート
月次レポートも、
目論見書とほぼ同じです。
組入れ状況などが、
リアルタイムで見ることができます。







多少変わってるな!
まとめ!
投資信託を選ぶ際は、
証券の画面と目論見書を見て、検討します。
見る場所は、おおよそ5つ。
商品の特徴を見て、納得がいくか。
パフォーマンスと純資産を見て、健全なファンドか。
組入れ比を見て、自分の理想のポートフォリオであるか。
騰落率と収益率を見て、リスク許容を超えていないか。
コストを見て、高すぎないか。
そして最後に、
これらをしっかり見て、
自分の考えや、目標水準が持てるとバッチリです。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリ-)は、
投票で1位を取るほど人気の良い商品です。
コレを参考に、気になる他の投資信託商品を見比べてみると、
また新たな発見があると思います。
色んな投信商品を見て、
自分に合う1本を探して見るのも楽しいですね。



それでは今日はこの辺で!
ハルヒコでした!
▽eMAXIS Slim 全世界株式▽



