
こんにちは!ハルヒコです!
今回は、
金融の用語説明回です。
『インカムゲイン』と『キャピタルゲイン』を説明していきます。
インカムゲインとは
インカムゲインとは、
資産を保持しておくことでもらえる利益を指します。
主に、『証券』の配当や分配金、『不動産』の家賃収入などです。



家賃収入がイメージしやすいかな?
大家さんがアパートを1棟持っているとします。
6戸あるうちの5戸に、借り手がいて、
1戸から、家賃で月に3万円もらうとしたら。
大家さんは毎月15万円の家賃収入(インカムゲイン)を得ていることになります。
もちろん、
アパートのメンテナンスにお金がかかりますから、全てが所得になるわけではありません。
壁や塀を直したり、水漏れ対応、エアコン故障。いろんなトラブルが考えられそうです。



証券や株の場合も見てみよう!
例えば、
NTT(日本電信電話(9432))の株を100株持っていたとして、
1年間で得られる配当金は1万円です。(インカムゲイン)


(https://www.kabuyutai.com/kobetu/kaimonoken/ntt.html)



株を買うという事は、
その会社の株主(オーナー)になるということ。
だから、会社の利益の一部を配当としてもらえるんだ。
配当金額は、会社が決定します。
その年の利益によって、増えたり減ったりもします。
安定して配当を出し続けることを良しとする会社もあれば、
業績次第でパタッと配当を出すことを辞める会社もあります。
それらは、会社の性格と言える部分なので、
配当を目当てに株を買う際は、過去の配当の履歴等をよく確認することが大切です。


IRバンクで無料で調べられます。登録等もなく使いやすいですよ。
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キャピタルゲインとは
キャピタルゲインとは、
資産の売却時に得られる利益を指します。
主に、『証券』の売却益、『不動産』売却益などです。
イメージは土地の売買を考えると、わかりやすいと思います。
2000万円で買った土地が、
都市開発などで注目が集まり、2500万円になったとします。
この土地を売却した際、
手数料や税金を考えないとしたら、
500万円の売却益を得ることができます。(キャピタルゲイン)



証券や株の場合も見てみよう!


少し見えにくいですが、
2020年9月30日のNTTの株価は、2150円です。
仮に、このタイミングで、100株買っていたとして。
現在の、株価2750円で売却。
2750-2150=600円
一株あたり600円の売却益となります。
100株あるから、6万円です。(キャピタルゲイン)
インカムゲインとキャピタルゲインどっちが良いの?



どっちが良いとか、無いです。
それは、
投資のスタイルに合うかどうか、
自分の性格に合うかどうか、
目標の資産形成や、掛けられる期間
などが、関わってくるかと思います。
ただ、ハルヒコ家の投資スタイルを紹介すると
ハルヒコ家の投資スタイル!
長期投資を資産形成の中心とし、
定年後のインカムゲインが、
月10万円(手数料、税引き後)になるよう設計しています。
これは、3000万円の資産(税引き後4%の利回り)で達成することができます。
70才までの約40年間で、
ライフイベントもこなしつつコツコツ資産を形成していきます。
方法は月に3万円~4万円の積立投資で行います。
ただし、ポートフォリオの中には、投資信託のインデックスファンド(キャピタルゲイン)も含まれており、
インカムゲイン、キャピタルゲインどちらに片寄っているという事はありません。
投資方針の記事もあるよ!





短期間の積極的なキャピタルゲイン狙いは、
デイトレード(株、FXや仮想通貨)と呼ばれ、
投機(ギャンブル)に該当します。
正直オススメはしていません。



精神的に来るからな!
まとめ!
インカムゲインは、
資産の保持で得られる利益。
キャピタルゲインは、
資産の売却で得られる利益。
どちらが良いとかは無く、そういう性質をもった金融商品、利益を上げる方法ということ。
自分の投資スタイルに合わせて、柔軟にポートフォリオに組み入れたいですね。



今回は以上です!
次の記事でお会いしましょう!

