
こんにちは!ハルヒコです!
投資について勉強してきて、また、実際に運用してきて。
最近ようやく、なんとなーく、『投資』の雰囲気がわかってきた所です。



いわゆるビギナー。
今が1番あぶない時期だな。



初めて株を買ったのは、
2018年10月だお。
金融や投資について、共に勉強を進めていきたいと言うのが、当カテゴリ【家族のための『お金の勉強』】の主旨なんですけど、
めっちゃ大切な『リスク分散』の意味が体感できる出来事がありまして、今回はその体験の共有記事です。
また、その出来事を受けまして、ハルヒコ家の『投資方針』が、今年からちょろっと変わります。
ハルヒコ家の『投資状況』も報告しつつ、なるべく分かり易い記事にして参りますので、



ぜひ最後までお付き合い下さい!
3つの『リスク分散』とは



ねこ先生!
ハルヒコ家の資産が
300万円を超えました!



着実に資産を増やしているようで何より。
して、何に投資をしておるのかの?



日本株の高配当銘柄を買っています。



ふむ、なかなかの選択よ。
他には何に?



他には株主優待目当てで、
2、3銘柄買っています。



それも楽しみとして有りかの。
他に投資はしておらんのか?



他には、ないですね。



む、それはちとまずいな。
分散があまり効いてないぞ。
ポートフォリオを見せろ。



ポ、ポート、フォ?



ポトフ?



こりゃダメじゃの。
ならば、
今回は『リスク分散』について、
話していこうかの。
ポートフォリオとは、
金融商品の組み合わせのことで、特に具体的な運用商品の詳細な組み合わせを指します。「ポートフォリオを組む」ということは、どのような投資信託を購入しようか、株はどの銘柄で何株ほど持つか、などの検討をするという意味です。
SMBC日興証券(https://www.smbcnikko.co.jp/terms/japan/ho/J0122.html)
資産の分散



まずは、コレを見てくれ。





資産軸:株、債券、リート(不動産)
地域軸:日本、先進国、新興国
それらの組み合わせだけで、
投資先として9つある。
ハルヒコの資産は
その内のひとつでしかないのが分かる。



うちの資産は、
「日本」の「株」に偏り過ぎという事ですか?



そうじゃ。
万が一、日本という国がコケた時、
ぬしの持っている資産が総ゴケするの。



ヒェッ



ヒェッ!!
「資産の分散」の観点からすると、色んな金融商品を買うのが正解です。
上の図の他にも、投資の為の金融商品はたくさんあります。
コモディティ(金や穀物など)や外貨、暗号通貨などです。
ですが、一般人の我々が手を出せそうな金融商品の内、『投機ではないモノ』となると、
国債、株、リート(不動産)、投資信託、上場投資信託(ETF)など
が該当すると考えています。(新興国対象や詐欺商品を除く)
これらの内から、
リスクとリターン、許容できる投資期間などを加味し、自分の目標に適したポートフォリオを組む必要があります。
また、先程の図の資産の軸を、業種区分にすることもできます。



トヨタ自動車なら〈輸送用機器〉
NTTなら〈情報・通信〉
てな具合だね!


他にも、地域の軸を、国別にすることもできます。



投資の主戦場は、
やっぱりアメリカだよな!
私も今まで、日本株を購入する際は、ある程度『分散』を考え業種区分は偏らないようにしていました。
ですが、資産額が少しずつ大きくなってくるにつれて、日本株に集中することが少し怖くなってきています。
海外の金融資産を購入するのは、『謎の精神的ハードル』を感じますが、
それは恐らく、
『知らないことに対する恐怖や不安』なのかと思います。



決算短信も英語じゃ読めないもんな。
ですが、そういったハードルもしっかり超えて、
商品の性格やコスト、デメリットなどを調べ、納得した状態でそれらの金融商品に手を出したいですね。
時間の分散



時間の分散ってどういう意味?



全ての物の価値は動き続けているんじゃ



それと「時間の分散」はどう関係があるのさ。



今日200円で買えた「たけのこの里」が、
明日は180円かもしれんし、220円かもしれん。
この振れ幅が大きい物を『リスク』が大きいと言う。



つまり?



高値を掴まんように、何回かに分けて物を買うのよ。
投資の大原則として、安く買って、高く売るというのがあります。
ですが、一般人には、チャートをいくら睨んでみても、どこが安値でどこが高値か分かりません。





明日は上がるかな?下がるかな?



わかる?



ムリムリ。
「時間の分散」は、購入の回数を分けて、時間を空けて行うことで、高値で買ってしまうことを避ける考え方です。
有名な時間分散法で『ドルコスト平均法』と言うのがあります。


上の図を見ると、定額購入(下)と、定数量購入(上)だと、定額購入を続けた方がパフォーマンスが良いことが分かります。これを『ドルコスト平均法』といいます。



不思議だよな
つみたて投資(投資信託など)を利用する場合は、毎月同じ金額を指定した定期購入をするのが良いかと思います。
長期保有によるリスク軽減



資産を長期間保有することで、収益率が安定するというメリットもある。



収益率?



投資をすることで得られる利益率のことじゃ。
コレを見てほしい。





金融庁がH29年に出した資料じゃ。
長期投資をすることで、収益率が安定しているのが分かる。
裏返せば、リスクが軽減しているのじゃ。
長期的な投資期間を設けることで、成績の良い時期と悪い時期がならされ、収益率が安定することが分かっています。
適切なリスク分散を行うことで、望むリターンを目指すことができます。
分散の大切さを学んだでき事
私が初めて株を買ったのは、2018年10月。
様々なブログを見て、「高配当株が良いらしいぞ」という事を知り、
当時、利回りが3%を超えている、(当時は珍しかった。)
みんなが知っている大企業、日本たばこ産業(2914)を購入しました。
平均購入価格は2890円、購入後株価は下がり続け、現在の株価は2036円。(2021年1月現在)
200株持っているので、約17万円のマイナスです。





日本たばこに集中投資して、その配当だけで生活できるんじゃね?
的な記事を鵜呑みにしていたこともあり、値下がり中でも真剣に買い増しを検討したほどです。
株価が下がるほど利回りは上がりますから、(現在買えば、利回り驚異の7.56%)
良く見えないこともない。



今その記事を探しても、見当たりませんでした。(泣)
そして、買い増ししなくてよかった。
ギリギリ思いとどまったものの、株価の暴落にショックを受け、反省し、
それからしばらくの期間、JTは塩漬けし、軍資金貯めと勉強の時間としました。
その時、初めて「リスク分散」を知りました。
その後、コツコツ色んな業種の株を買い集め、
そして運命のコロナショック(2020年2月)が来ました。



当時の暴落は、
ショックがデカすぎて写真の保存は出来てません。



損益合計は、マイナス40万とかだったよね。



ハルヒコはリアルに手が震えとったな。
ですが、そこでこんな記事や動画を見て勇気をもらい、ろうばい売りせず、ちょびっと買って。
そんなこんなで、現在のハルヒコの持っている日本株一覧がこれ。


見てほしいのは、
「日本たばこ」のマイナスを他で打ち消していること(資産の分散効果)
損益がプラス(赤文字)の銘柄は、購入時期が良かったこと(時間の分散効果)
評価損益合計が仮にまた下がっても、全銘柄から配当が出るので、精神的に安定できること(高配当株のメリット)



運よく分散が効いた事で、今も生きています。



泣き目でふるえておった奴がよく言うの。
株の分散の理想は最低30銘柄じゃ。



現在14銘柄、、、
全く足りてない。
ハルヒコ家の『投資の目標』の再確認



ねえ、
Bちゃんの投資の目的ってなに?



そりゃあおめえ、
大富豪しかないだろうがよ
ハルヒコ家の投資目標は老後資金です。



つまんねぇ
目標は、定年後に、
資産からの配当等で月に10万円。
年金給付が夫婦で15万円と考えて、月の収入が25万円が目標です。
月に10万円の配当は、総資産額3000万円、利回りは税引き後4%で達成可能です。(税引き後で年間120万円の配当)
最終的には国債なども組み込む予定ですが、利回りが低くなるので、目標総資産額はもう少し上がるかもしれません。
投資期間は、定年(65才)までなので、だいたい30年ちょいあります。
年金の繰下げ受給をしたら(70才)なので、35年ちょい。
つみたて投資は期間が長いほど威力が上がるので、少しでも早く長くやっていきたいところ。



今から35年は長いな



長いけどがんばろう!
ハルヒコ家の今後の『資産運用方針』



今後の資産運用を『リスク分散』を念頭に考えてみます。
新興国は手を出さない方向です。聞いたところによると、金融関連の法が整って無いらしく『国債』の踏み倒しもあるとかないとか。こわいので現状はパス。
あとは、『国債』関連は、利回りが低いため資産が伸びにくいこともあり。組み入れは控えめに。
当面、日本株の購入は控え、日本リート、米国株、米国リートの資産を増やしていきます。
定年直前には、積極的に国債を組み入れていこうと思いますが、それは先の検討事項かなと思います。
まとめると、こんな感じ。
現在:資産額300万円
日本株(100%)
→ 日本株(300万円)
▼
当面の目標:資産総600万円
日本株(50%),日本リート(17%),米国株(17%),米国リート(17%)
→ 日本株(300万円),日本リート(100万円),米国株(100万円),米国リート(100万円)
▼
最終目標:総資産額600万~1500万円
日本株(20%),日本リート(20%),米国株(20%),米国リート(20%),米国債(20%)
→ 日本株(200万円),日本リート(200万円),米国株(200万円),米国リート(200万円),米国債(200万円)
家族での最終目標は3000万円なのですが、妻の方でつみたて投信をやっています。
月3万円積立で、利回り4%の予想リターンは30年後で2400万円。
なので、ハルヒコの目標は差分の600万円~1500万円で考えています。
どれがうまくいくか分かりませんが、とりあえずやって行こうと思います。



30年後にうまく着地できるかなあ。
ちなみに、日本リート、米国株、米国リートはすべて投資信託や上場投資信託(ETF)で考えています。



理由は、米国株を個別で買っても、
分散がうまくいく気がしないから!
現在の候補は、
日本リート:
(1343)NFJ-REIT
米国株:
(SPYD)SPDR ポートフォリオS&P500 高配当株式ETF、
(投資信託)iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
米国リート:
(RWR)SPDR ダウ・ジョーンズ REIT ETF、
(SRET)グローバルX スーパーディビィデンド・世界リート ETF
米国債:
(AGG)iシェアーズ コア米国総合債券ETF
分散の観点で、銘柄を増やす可能性もありますが、当面はこれらで行くと思います。
配当や分配が無い投資商品(SPY,VOO等)の方がトータルで利回りが良いとの意見も重々承知なんですが、
配当や分配で「米ドル」が口座に入ってくるなんて、



夢が広がりまくりんぐ。



ロマンの嵐!!
配当を再投資して『複利』を選ぶのか、生活を考慮して一時的に『単利』にするのかを、選べるのは利点だと思います。
まとめ!
リスク分散は大切!
⇒資産の分散(似たような銘柄ばっかり持ってても仕方ないよ)
⇒時間の分散(高値掴みにならんように、同じ銘柄を複数買うにしても、めんどくさがらずに時期をずらそう)
⇒長期保持のリスク軽減(長期保有で、収益率は安定するぞ)
それらを受けて、ハルヒコ家も投資方針を変えました。と言う記事でした!
あと、実は、ハルヒコのニーサ口座は現在SMBC日興証券なんですが。



なんで?



前の会社で持ち株制度があって、SMBCだけ開設してたのよ。
現在はSMBC,SBI,楽天の3つの証券口座を持っています。(IPOをやってた時期もありまして)
▽楽天証券とSMBC日興証券の手数料比較▽


いろいろ使ってみた結果。
扱っている銘柄、手数料や使いやすさの観点から、『楽天証券』にニーサを移管して、1本化しようと思っています。
まだ、講座開設がまだの人は、圧倒的に『楽天証券』をオススメします。
セットで『楽天銀行』は開設をした方が良いです。銀行で金利0.1%は神です。ぜひぜひ。





初めが肝心。ではまた!
追記(2021.3.12)
NISAの移管作業が完了しました。
記事も作ったので、見てやってください!


この記事は、特定の銘柄の購入を進めているものではありません。
購入等は自己責任でお願いしまっす。





