【夫婦の不仲を回避する】産前・産後に夫がやるべきこと【パパマインド】

この記事はこんな人に!

・家庭内の空気が悪い

・産前、産後での自分の役割が分からない

・妻が何を考えているか分からないときがある

ハルヒコ

こんにちは!ハルヒコです!

『産前・産後』は端から見たら幸せな時期ですが、

この時期を夫婦として見るならば、幸せでもありつつ、

夫婦危機が訪れやすい、非常にしんどい時期だ、とも言えます。

この「産前・産後」の時期を上手く乗り越えられずに、

セックスレスになった夫婦や、離婚してしまった夫婦を、私は知っています。

現在、

うちには子供が3人いますが、

長男次男の生まれた頃の私の行動は、

ハッキリ言って、夫として赤点。

家庭の雰囲気は悪く、妻は常に不機嫌でした。

ハルヒコ

その頃の話しを妻としたら、
産後うつになりかけとった、
と言われてヒヤリとしました。
まじごめん。

そして現在、

考えを入れ替え、環境も変え。

ただ今進行中の末っ子に関しては、

妻にギリギリ及第点を貰えているものの、

悪戦苦闘中。

体力の低下もあいまって、

「夫、父親」の難しさを実感する毎日です。

今回の記事は、

理想の夫になる為の考え方をギュッとまとめました。

この記事を読むことで、

あなたは、妻の望む理想の夫=妻の意を汲む行動が出来る夫になれます

『産前・産後』の一大イベントを上手に乗り切れると、

夫婦仲も深まり、その後の生活も好転して行くでしょう。

この記事がヒントになれば、幸いです。

はむB

では、行ってみよう!

今回参考にした書籍はふたつ。

夫婦関係のヒントがゴロゴロしています。

良かったらリンク先のレビューだけでも読んでみて下さい。

夫の教科書!

女性目線で夫婦を語るベストセラー

はむA

女性は会話でストレスを発散するんだって、
知っておこう。

目次
mineo(マイネオ)

理想の夫は『妻の求める行動がとれる夫』

まず、結論から書いて行きます。

産前・産後に夫がするべきことは、

妻と積極的にコミュニケーションを取ることです。

コミュニケーションをとることで、得られるものが3つあります。

・妻が求めている行動がわかる

・会話による妻のストレス解消ができる

・夫婦の価値観のすり合わせができる

この3つはどれも重要ですが、

今回のメインは「妻が求めている行動を知る」ことです。

上手に聞き出す。と言い換えても良いかもしれません。

実はこの「会話で欲求を聞き出す」は、意外と難易度が高いです。

妻自身、欲求を明確に言葉にできない場合もありますし、

女性は心のどこかで、

「言わなくても分かってもらいたい」という気持ちを持っているそうなので、

ヒントのような、謎かけのような言葉しかくれないときもあります。

はむB

妻トリの黒川氏が何度も書いてたな!

その断片的な情報から、妻の求めている行動を察知し、

行動に移す必要があると言うわけです。

休みの日の昼「ご飯作って」と言われて、なにつくる?

コミュニケーションの難しさの例です。

ハルヒコ

これは、私の実際のはなしです。

これは長男の生まれた頃のはなしです。

私は仕事の現場がピークで、2週間ぶりの休みでした。

私は一晩寝ても体力が戻らず、午前中はリビングでぐったり。

妻は、長男が泣きやまず、少し疲れているようでした。

お昼頃、珍しく妻から、

「昼ごはん作って」とお願いされ、張り切る私。

長時間の労働のガス抜き、兼、ストレス発散をするため、

私は昼からハイカロリーこってり酒盛りを企画実行。

のっけから酒が入り、ゴキゲンで調理開始。

妻に料理を出せたのは、それから1時間半くらい過ぎた頃でしたが、

自分的には大満足。

妻はと言うと、

不機嫌そうに、ひと口食べて、

「ごちそうさま」と言って寝室に。

明らかに、キレてる。

ハルヒコ

でも、理由がわからない。

後から聞くと、

ママ

サッとうどんでも茹でて、
ササッと食べられるようにして欲しかった。
寝不足が続いてたから、子供と昼寝がしたかった。

とのこと。

そんなの一言も聞いてません。

機嫌よく料理作ってたから、言いだせなかった。らしい。

じつは、ご飯作ってと言われたすぐあとに、

「何食べたい?」と聞いたけど、

「何でもいい」と言われてました。

それが、言葉の裏に、

ママ

何でもいい(から早く食べたい)

って、隠れていたようです。

「言わなくても分かって欲しい」の罠はこういう風に出てきます。

熟年夫婦じゃないんだよ?といいたい。

はむA

愛があるなら分かったはずだよ。ハルヒコ。

今では、妻もなるべく言葉にしてくれて、

私も、状況を見ながら行動できるようになってきたので、

こういったトラブルはほぼ無くなりました。

この話は、

新米夫婦にありがちな、コミュニケーションエラーの例でした。

はむB

夫婦マンガでよくあるネタだな!

言われるままに、ご飯作りはやったけど、

妻の「分かって欲しい」言葉の裏が読み取れず、

妻の求める行動とはまるで違ったぜ!というはなし。

ハルヒコ

難しい!

家事・育児に関しての司令塔はママ

大切なことをひとつ伝えます。

それは、

『家事・育児は妻が司令塔(中心)と考えること』

子供が生まれる前の生活を思い出してみてください。

今までの、家事の分担はどうでしたか?

ハルヒコ

うちの場合は、98%ママ。
残り2%私!

という感じでした。

たまに、食器洗ったり、たまに風呂を洗う程度です。

つまり何が言いたいかというと、

子供が生まれたからと言って、

家事という妻のテリトリーに侵入するのは、

危険が危ない!ということ。

はむB

超危ないってことでいいのか?

ハルヒコ

そそっ!

「男子厨房に入らず」をどうとるか

昔のことわざに、

「男子厨房に入らず」というものがあります。

額面通り、受け取るならば、男はキッチン立入禁止。

では、なぜ立入禁止なのか、考えたことあります?

私が思うにこれは、

厨房の(妻の)ルールを守れないから、

立入禁止なんだと思います。

各家庭でルールは違うと思いますが、

皿やなべ、調味料の置き場、

野菜、肉を着る順番、使う器具、

調理の順番、洗う順番、拭くもの、干すものや片付けの優先度など。

女性はおそらく、厨房内に限らず、

数多くのルールやこだわりを持って、家事に取り組んでいます。

「男子厨房に入らず」で、女性が言いたいことは、

ここでのルール分かってるんだよね?

ということ。

逆に言えば、

司令塔のルールやこだわりを守った上で、

入ってきて手伝わんかい、ワレェ!

ってことなんだと思います。はい。

はむA

あー、
言わなくても分かって欲しい。と、
つい逆のこと言っちゃう。の複合技ね。

育メンほどウザいものはない

昨今の風潮で、

男も家事・育児に参入し、家庭を内側からも支えましょう。

っていう「育メン」とかっていうやつ、これは気をつけたほうがいいです。

特に、

家事をほとんどしたことがない方が育メンを名乗る場合は、特に注意が必要だと感じます。

先ほど書いたように、

家事は妻のテリトリー。

ルールやこだわりがえげつない、伝統文化の職人のような世界です。

そこに、家事素人の夫がひょこひょこやってきて、

大きな顔して「手伝う!」とのたまう。

機嫌良さそうに、「まかせろ!」とか言っちゃう。

独身時代の〜とか、実家でやってた〜とか。

はむA

通用するわけがない。

はむB

ちゃんちゃらおかしいな!

世の主婦たちはインスタ等SNSを利用して、

日夜、家事について研究し、

数百という検討の末に確立した、

妻の自分なりのスタイルがあります。

そして、口には出さずとも、それが家の絶対的なルールです。

ハルヒコ

洗濯物のハンガーの向きで喧嘩になったっけ。

はむA

悲しいけど、ルールは絶対だよ、
ハルヒコ。

そんな環境下で、育メンにできることはあるだろうか。

適当に自分流で家事をして、妻のストレスを加速させるのが目に見えています。

自己流の家事は自己満足でしかありません。

育メンの大義名分があったとしても、

いきなり、家事を任せてもらえると思ってはいけないし、

夫の権限で妻のテリトリーに土足で侵入してもいけない。

あくまで、家事・育児に関しては、司令塔は妻であり、

自分はひよっこで、素人の一兵卒です。

会社の上司のように教えを請い、ひとつひとつ丁寧に仕事を覚えていく必要があります。

家事を舐めてはいけない。妻のこだわりを軽んじてはいけない。

そこら辺が分かってない育メンほど、ウザいものはありません。

はむA

ハルヒコ、なにかあったの?

ハルヒコ

ナニモナイヨ?(遠い目)

「家事やってれば良いんでしょ」は超NG

先ほどまでの話で、

家事への向き合い方が分かったと思います。

そして、やる気のある人ほど、

妻のルールをマスターして、家事バリバリやるぞ!

と意気込んでしまう人がいます。

それは大きな間違いです。

おそらくあなたの奥様は、それを望んでいません。

仮に、比率が50%を超えてしまったら、

妻はきっと、自分の仕事を取られたと、心のどこかで無意識にも思ってしまうことでしょう。

先ほども言いましたが、妻は司令塔です。そうあることに誇りを持っています。

共働きであったとしても、すべての家事・育児を妻から取り上げてはいけません。

ルールをしっかり覚えて、家事をやったとしても、バランスが大切です。

じゃあ結局、夫は何をしたらいいの?

夫がするのは会話。

そして、妻のケアです。

妻のケアの重要性に気付いた「奇妙な体験」

これは、長男次男が保育園に通っている頃の話です。

私が、我が家の家事のルールをだいたい理解して、

パパとして、手応えを感じ始めていた時のことです。

その日は、

めっちゃを家事しました。

妻が疲れてそうだったので、いつもより多めに。

率先して家事をし、優先順位も間違ってない。

自分の中に、妻の分身が降りてきているのではないかと思うほど、キレッキレでした。

妻にも花マルをもらいました。

自分としても、大満足。

でも、何故か、

寝る前の忙しさがピークの時間。

いつもどおり忙しく、

妻はストレスが溜まっているような、機嫌が悪いような様子でした。

別のある日、

その日は特にこれと言って家事もせず

食器を洗っている妻と雑談をして、

子供の歯磨きをやったくらいでした。

そして、寝る前のピークは多少忙しいものの、妻はニコニコご機嫌。

その日は家族全員が気持ちよく、一日を終えることができました。

ハルヒコ

この差は何だったのか。

家事めっちゃやっても、不機嫌なときあるし、

家事やってなくても、機嫌いいときがある。

この差が何か、分かったとき、

夫としてのブレイクスルーがあったように思います。

会話と妻のケアの正体

再三になりますが、

夫のやるべきことは、

妻との会話(コミュニケーション)です。

では、

夫の役割は?

それが妻のケアです。

私が考える「妻のケア」とは、

妻が最高のパフォーマンスを発揮できるような環境づくり、かつ、ストレスのガス抜き、家事の補助を指す。

と私は思っています。

先ほどの例は、

妻のガス抜きと、家事の補助がうまく行った日の事例でした。

夫は家事に関しては、いくら背伸びをしても、

家事では妻に勝てません。

それは妻自身が家事のルールブックであるからであり、

加えて家事の進め方や効率も、妻の方が断然上手です。

家事に対する戦闘力で言えば、妻は53万、夫は334と言ったところでしょう。

要するに、妻は司令塔ですが、エースアタッカーでもあったのです。

はむB

そりゃ新兵と比べりゃな!

そして、夫が戦力にならないなら、

今ある戦力を有効的に活かす戦術が大切です。

そして、それこそが妻のケアです。

妻のケアをしっかり行い、

その戦闘力をしっかり発揮してもらうのです。

あなたの奥様は、のびのびとストレスなく、家事・育児に邁進できているでしょうか。

妻がニコニコしてると、子供も機嫌がいいような気がします。

夫が家事を全くやらなかったり、

手伝う姿勢を見せもしないのは、論外ですが、

夫が行う家事は、補助的な立ち位置が正解だと思います。

夫の役割の主は、妻のケアであり、

妻が力を十分に発揮できる環境作りが大切なのだと思います。

はむB

ハルヒコはできてんのかよ。

ハルヒコ

日によるね!

また、

家事は全くやらなくていいと言っているわけではありません。

実際の家事の分量については、

ぜひ奥様と相談して、

ルールを確認しながら、分担を決めていくのがいいと思います。

産後の妻は、常に疲労困憊

最後に、知っておいて欲しいことがあります。

それは、産前産後の女性の体調面についてです。

女性は、産前産後、ホルモンバランスの影響で、

毎日、フルマラソンを走っているかのような疲労感や倦怠感を感じる。

と「妻のトリセツ」に記載があります。(細かいところは違うかも)

ハルヒコ

だいたい授乳期が終わるまで続くようです。

妻に聞いてみたら、

「いつもではないが、そんな時期もある。」と言われました。

個人差はあるにしても、妻トリの言っていることは本当のようです。

また、産前産後は、

先ほどの疲労感に加え

夜泣きなどによる慢性的な寝不足と、

ホルモンバランスの乱れによる、一時的な物忘れや情緒不安定

常時、眠気や苛立ちと戦っているのだそうです。

そんな中での家事や育児。

うまく体が動かなくて、思うようにことが進まなくて、

大きなストレスを感じる。とも妻は言っていました。

そういった状況だからこそ、

妻のケアが重要になってきます。

そして、

そのケアを熟すには、円滑なコミュニケーションは欠かせません。

うちの長男がちいさな頃、

私はそういった、産後、妻の体に不調が起きることを知らず、

また、自分の仕事で手一杯で、妻のケアや気遣いもできていませんでした。

休みの日などは、

自分本位な考えや行動で、さらに妻を振り回す始末。

家庭にヒビが入りかねない行動だったと、反省しています。

周りも、妻は大変だからしっかりね!とは言うんですけど、仕事も頑張らんとな!とかも言うし、

そんな大変な時期なら、義務教育で詳細に教えとって欲しいと思うくらいです。

あくまで、自分で気付かないと意味がない、ってことなんでしょうか。

はむB

反省するんか、言い訳するんか、
どっちかにしろよな!

はむA

すこし、みっともないね。

言い訳は、おいといて、ここで伝えたかったことは、

産前産後に、女性の体には、

男性が思う以上の、大きな負担がある、ということを、

広く知っておいて欲しいのです。

まとめ!夫婦のコミュニケーションが大前提!

産前産後は、何もしていなくても、

女性の体は疲労困憊です。

産前産後を乗り切るために出した結論は、

妻のケアに注力する、というものでした。

「妻のケア」の目指すところは3つでした。

優先順位が高い順に、

妻が最高のパフォーマンスを発揮できるような環境づくり、

妻のストレスのガス抜き、

家事の補助です。

そして、

「妻のケア」に重要なのが、

コミュニケーション。

コミュニケーションは、

妻の欲求をしっかり聞き出すことで、自分本位な行動を減らすことができ

妻との価値観のすり合わせもでき、

会話による妻のストレス軽減にも役立ちます。

ハルヒコ

メリットたくさん!
とりあえず、
何でも、たくさんしゃべろう!

また、

ケアとコミュニケーションが大事と言いつつも、

夫が家事をする場面も沢山でてきます。

妻(奥様)は、口には出さないけれど、家事のルールをたくさん持っています。

勝手に家事に参入して、自分本位に行動するのではなく、

司令塔である妻(奥様)と、しっかりコミュニケーションをとって、

妻の期待値を超える行動を目指しましょう。

と言うのが今回のまとめでした。

また、今回の記事は、

夫婦危機が訪れやすい「産前・産後」を例にしましたが、

夫婦関係に関して言うなら、時期などなく「常時」です。

なので、

いつもアンテナを張ってては、疲れてしまいますので、

気をラクにしてコミュニケーションが取れることが理想です。

記事ではいろいろ書きましたが、

結局、夫がやるべきことは、

「いつでも楽しみながら、妻とコミュニケーションをとる」

という、夫婦なら当たり前といえることが、もしかしたら最高の答えなのかもしれません。

ハルヒコ

それでは!ハルヒコでした!

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【公式】妊娠・出産・育児の情報サイト | ゼクシィBaby

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この記事を書いた人

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