
こんにちは!ハルヒコです!
小さいお子さんがいる家庭では、
毎日怒号が飛び交っている事と思います。
多分にもれず、わが家もそう。
うちなんかは、息子2人なので、
やかましさも、ひとしおです。



わー!



ギャー!



うおー!
毎日が楽しいと、
胸を張って言えたらいいんですが。
そういうのはだいたい、心に余裕があるときだけ。
疲れて仕事から帰って、
家ではまた別の種類の疲れを覚えることもしばしばです。
先日、
感情のままに長男を怒鳴り散らす、ということをやってしまい。
長男に軽いトラウマを、
私に後味の悪さを残す結果となりました。
妻の裁判も双方が悪いと言うことで。
深く反省していますが、
瞬間的に怒ってしまうのはどうにかならんものか。
そこで、
前から少し興味があった、
『アンガーマネジメント』
を本腰入れてやってみようと思い、
本を購入しました。



マンガかよ。



入りやすい方が
長続きするんや!
ちょっとずつ、学びながら、
少しずつ記事にできたらなと思います!
この記事では、
急激に湧いた怒りへの正しい対応と、
怒りの発生メカニズムを3つ紹介します。
反射しない、6秒数える。
怒りのボルテージが瞬間的に振り切れて怒ることを、
『反射』と言うらしいです。



長男に激怒したあれも、
『反射』なのだと思われます。
『反射』は1番良くない怒り方なのだそう。
効果的な「叱り」も「しつけ」も、できないからだとか。
それで、
『反射』を抑える方法が、



グッと我慢。



なんやそれ。
グッと我慢、だそうです。
怒りのピークは長くても6秒で通り過ぎるので、
その間は、じっと我慢しようということ。
方法とか特になくて、
嵐が通り過ぎるのをガマンするしか無いみたいです。
少し、むずかしそうですね。
また、この6秒間を耐えることができたら、
思考も少しは回復しているので、
怒りを感じた原因や、
相手への伝え方など、
解決に向けた冷静な行動を始めましょう、ということらしい。



6秒って意外と長いよね。



そんだけあれば、楽勝よ!
ボコボコのボコだぜ!
怒りの発生メカニズム
ここからは、
怒りが発生するメカニズムを3点紹介します。



メカニズムって響きは
どこかスーパーロボット大戦だな!
怒りは第2感情
アンガーマネジメントによると、
「怒り」と言う感情は、『第2感情』で、
『第1感情』の次に湧き上がる感情なのだそうです。
そして、
その第1感情に上手に向き合えたら、
(受け流すことができたら、)



怒りが発生する前に、
対処できる!



口で言うのは、
カンタンそうだね。
そして、
その、『第1感情』がこちら。
不安・悲しみ・苦痛
ストレス・寂しさ・絶望
アンガーマネジメントの本を読んだ直後だと、
あまり、ピンと来なかったんですが、
最近、納得がいく出来事がありました。
自分がどういう時によく怒っているのか、
考えてみたんです。
そしたら、だいたい夕方。
特に、仕事から帰った後は、
自分が怒りっぽいことに気付きました。
それは、
おそらく『疲れ』がある状態、
第1感情で言うなら、
苦痛とストレスでしょうか。
その上で、何かトリガーとなる事象が発生すると、
怒りが発生するのだと気付くことができました。



「疲れ」×「子供のドタバタ」
=激おこ
それに気づいてからは、
怒りがふと湧きそうになるときでも、
2秒くらい、立ち止まれます。
疲れてるのか?焦ってるのか?と
自分に問うことで、
怒りの原因が、
本当にその事象にあるのか、
自分の精神状態や、自分の都合で、
怒ろうとしているんじゃないか。と
立ち止まることができているように思います。



怒るときは
怒るんですけどね。
色々分かったことが嬉しくて、嫁に報告すると、



そりゃそうよ。
ですって。ちょっといらっときました。
自分の精神状態をチェックしよう。
マイナス要素の第1感情に気付けたら、
それだけで、すこし気持ちは落ちつきます。
「〇〇すべき」「普通なら〇〇だ」に要注意
つぎは、〇〇すべき、についてです。
私たちは、
色んなルールや、マナー、モラルに基づいて行動しています。
時おり町で見かける
「それらが守れていない人」については、



ヤンキーやな。



DQNかな?
といった、感想を私は持ちますが、
それが、
私の見え方であり、『価値観』です。
人によっては、
そのヤンキーをカッコいいと思う人もいるかもしれません。
さて、
自分の思うルールや、マナー、モラル、
あるべき姿、当たり前に思うことなど、
を総称して、『信念』と呼びます。
寝る前までには、風呂に入るべき。
家に入るときは、靴を脱ぐべき。
夜は騒いではいけないよ。
普通は、友達をたたいてはいけません。
なむなむ、だむだむ、べしべしべし。
人は、自分の信念と違うことを他人にされると、
だいたい、怒りがこみ上げてきます。
それは、近しい人ほど、顕著です。
先ほどの第1感情を照らし合わせると、
人と違う不安、寂しさ、
理解が得られない悲しみ、
感情や気持ちを裏切られた絶望でしょうか。
うちの子たちは、
晩ごはんを食べ終わったあとで、
なぜかよく激しい遊びが始まります。
時間も、ほどほどに夜なので、
近所迷惑でないか、不安や焦り、
騒がしい事へのストレスなど。
それらの第1感情はもちろんあるんですが。
『信念』に関して言えば、
「夜は静かに過ごすべき」と言うのがあるように思います。



近所迷惑はもちろんだめよ。
決してルールやマナーを軽んじているわけではないです。
そういった行動が目に付いたとき、
第1感情、あるいは「怒り」が湧きやすいことを知っておくことが大切です。
そして、本書では、
信念に反した行動に直面した時の
「魔法の言葉」として、
それってなんで?
それって誰が決めたの?



それ、サバンナでも言えんの?
と、自分に問うことを勧めていました。
心の枠(信念)を広げて、
怒りから少し距離をとりましょう。
信念に反する行動に、
怒りがこみ上げてきそうになった時は。
なんでダメなのか
それは誰が決めたのか
自分の心の枠に縛られていないか
考えてみましょう。
自分の問題か、自分に影響力はあるか、
『課題の分離』というのを、
過去に会社の研修で教わりました。
『課題の分離』
起きている問題が、
自分の課題か、他者の課題かを考える。
他者の課題については、悩んだり行動しても、
結果に影響が出ない、
あるいは関係性を悪化させてしまうので、
自分の課題に集中しましょう。
と言うやつです。


アドラー心理学と言えばコレ
そして、
「アンガーマネジメント」でも、
「課題の分離」をしましょう、ということでした。
例えば、
雨が降っていてイライラしても、
雨を止ませること(解決)もできないし、
悲しんだり怒ったりすること自体がお門違い、ということです。



そんな人いる?
ですが、
自分の身近な問題になった途端に、
事は難しくなります。
最近、わが家では、
『子供の宿題』で悩んでいます。



どぅーん!



宿題やらんのよ。



ええやんけ、
長男の課題や!
はい、終わり!



それで良い訳ないでしょ。
そうなんよねー。
どのご家庭でもある悩みだとは思うんだけど。
「宿題=長男の課題」と考えると、
長男の課題(宿題)が、
順調に進まないことに対してイライラするのはおかしい。
でも手を出さないのは、あまりに冷たいし、
親としてどうなの?と矛盾し悩みます。
少しアドラー心理学の話になります。
アドラーの提唱する到達点として、
『自立』が挙げられます。
ここでは、長男が自立を達成できていない状態、
(自分で考えて行動が出来ていない状態。)
まわり(親)がすることは、
援助(サポート)をする用意です。
そして、それを長男に伝える。
援助とは、宿題に関して言えば、
環境づくりであったり、
宿題やろーぜの声掛け、
分からない所は聞くように伝えること。
そしたらあとは、
援助が必要なら向こうから言ってくるでしょ。



宿題やろーぜ!



あー
言わんで欲しかったー
今やろうと思っとったのに!
やる気なくなったじゃん!
現状、
うまくいくことの方が少ないくらいですが、
時たま、ババッとやってくれます。



ババッ!!
整理すると、
自分の影響力がない部分、
たとえば、
他人の行動や思考について、
悩んだり怒ったりすることは、
エネルギーのムダ遣いであること。
その上で、
自立を促したいのであれば、
自分たちでできる援助を考える事。



朝一で上司の機嫌が悪いことは、
俺らにはどうしようもないことやな!



しかり!
まとめ!
・とっさに怒りが湧いても反射しないと肝に銘じる
怒りの発生のメカニズムとして、
・怒りは第2感情だと言うことを知っておく
・「〇〇すべき」といった心の枠を広げる
・優しさを持った『課題の分離』をおこなう
アンガーマネジメントの他の本や、
アンガーマネジメントを紹介する動画など、
ちらほら見てみましたが、
大枠ではみんな似たようなことを言っているような気がします。



失礼なやっちゃな!
おそらく、
それは『アンガーマネジメント』が、
海外で長期間に渡り洗練されてきた科学だからだと思います。
自分がやってみて、



短期間の習得はやっぱり難しい。
と感じました。ですが同時に、
コレを実践できれば、
自身が成長できるようなプログラムだ。
とも思いました。
禅修行のような果てない道のりになりそうですが、
ちょこちょこ気づきを記事にしていきますので、
宜しくお願いします。
また、記事を読んで、
共に実践してくれる人を心待ちにしています。



それでは!ハルヒコでした!



今日もがんばろうな!
▽今回の参考書▽
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