故人に学ぶ、『幸せな人間関係』の築き方

こんにちは!ハルヒコです!

今回は人間関係がテーマです。

故人に学ぶ編です。

テレビではよく、

若くして病気で亡くなった人なんかが、

生前残した言葉を感動のエピソードと共に流してたりするじゃないですか。

テレビを見てるときは、自分も泣きながら、

そうだよなぁ、家族が一番大切だよなぁ

とか、しみじみ思ってるんですけど、次の日には、

宿題だらだらやってる息子に、大激怒してたりするんですよ。

後で気付いて、かなり精神的にもにょもにょします。

あれ、どうにかならんですかね。

周りに優しくありたい。どうしたらいいんだ。

今日はそんな記事です。

目次
mineo(マイネオ)

幸せな人間関係を築きたい

子供を怒鳴り散らしたあげくに、罪悪感を感じたり、

妻に少しそっけなくされただけで、ひどく悲しくなったりと、

自分の不安定さに、悲しくなります。

悩みの大半は、人間関係であり、

家庭内でも、社会でも変わらないように思います。

少しでも何かのヒントになればと、

本屋へ。

ベストセラー嫌われる勇気の続編で、

『幸せになる勇気』という本を手に取りました。

故人の言葉

「幸せになる勇気」を読み終えたとき、頭に浮かんだ人がふたりいました。

どちらも、この世を去った人なんですが、

その人が残した言葉は鮮烈で、

その瞬間は、感動して、

「人生の指針にしよう!」とまで思っているのに、

なぜ時間が経つと、薄まってしまうんですよね。

今後、忘れないためにも、ここに記します。

スティーブ・ジョブズ

過去にネットで、晩年のスティーブ・ジョブズ氏のインタビューを読みました。

アップルを創業して、富と名声を得た方ですが、

晩年、家族との時間をもっと作っておけばよかった、と語っています。

そして、我々にアドバイスをくれています。

仕事である程度の富を得た後は、
家族と自分を大切にし、富以外を追求しなさい。
愛する人と共にクリエイティブな時間を過ごしなさい。

と言ってます。

生涯、仕事に時間を費やしてきたであろう人から、

さらに言えば、仕事を通じて、誰もが羨む富と名声を得た人から、

仕事一辺倒になるなよ、名声やお金は程ほどで良いんだよ。と言われると、考えさせられますよね。

私の叔父

私の大好きだった叔父は、

働き盛りとも言えるくらいの年齢でガンを患い、

早くしてこの世を去りました。

叔父の家は子供ができず、夫婦二人だったこともあってか、

私たち甥、姪のことを、わが子のように可愛がってくれました。

余命も長くないと言われる頃、

私は妻と子供をつれ、お見舞いに行きました。

叔父はたまたま体調が良かったようで、

顔色はあまり良くなかったですが、終始ニコニコして、沢山会話をしてくれました。

久しぶりに会うので、土産を持って行ったのですが、

私に、妻に、子供たちに、

丁寧にひとりひとりに「ありがとうな」と言ってくれます。

そして、

私の妻に自慢するように、

私の小さかったころの話をします。

特に、

私がソフトボールの大きな大会に出場が決定した時は嬉しかった。とか、

私が道ですれ違った知らない人にも、大きな声で挨拶していて、びっくりしたとか。

私本人でも忘れているようなことを、嬉しそうに叔父は話していました。

私のことをよく見てくれていたんだなぁ、と思うとともに、

もっと叔父と、話をしたり、旅行に行ったりしたかったと、今さらながらに思いました。

会話も落ち着いた頃、

叔父は少し真剣な口調で、私に言いました。

ハルヒコ、お前、奥さんには毎日、愛しているって伝えとるか?

妻を目の前に、私は少し恥ずかしく思ってしまい、

「ときどき、伝えてるよ。」とぼやかし答えると。

毎日伝えんと、後悔するで。毎日、愛と感謝は口に出して伝えんと。
オレは、気付いてからは毎日伝えるようにしょおるよ。

まっすぐに私を見て話す叔父は、

今日はそれが一番伝えたかったのだと、言外に語っていました。

実はその日が、元気な叔父と会えた最後の日だったのだけれど、

日々、その言葉の大切さに気付き、そして、その難しさを感じます。

その心の持ちようが、今の自分が求めている答えだと分かっていながら、

日常の中では、『自分』が先に出てしまいます。

大切な教えをくれた叔父は、今も変わらず大きな存在であり、目標でもあると思っています。

あなたが共に幸せで有りたい人は?

全ての対人関係が円満に行くことはなかなか難しいと、これまでの経験で感じています。

烏滸がましくも、我われは人間関係に優先順位を付ける必要がありそうです。

あなたが幸せを共有したい人、共に成長していきたいと思える人は誰でしょうか。

万人に言えそうなのは、パートナー、家族、親せき、親友、恩師でしょうか。

順番はそれぞれありそうですが、まずは身近な所から。

丁寧に、親切に、愛情を注いでみようと思います。

あと、自分を忘れてはいけません。

自分の原動力は、自分の感情しだいだと思っています。

自分を大切に、自分のためになることを率先して行いたいですね。

また、大切に感じていても、疎遠になってしまっている人もいます。

学生時代の親友だったり、恩師であったりは、その典型だと思います。

まずは、連絡を取ってみて、近況なんかを報告し合えるといいですね。

幸せな人間関係のために、今日からできること

家族はとくに距離感が近いだけに、嫌なことが良く見えてきます。

向こうから見て、自分もそうなのでしょうか。

少し怖く感じますが、

共に不幸になりたいと思っている人はいないはず。

自分だけでなく、共に幸せになれるように、なにをすべきでしょうか。

怒らない

怒りは何も生みません。

相手の嫌な部分が見えても、

予定外の予想外を巻き起こしても、

こちらに牙をむいてきても、

怒らない。

さらに言えば、注意もしない。

そっと、冷静に、言葉で伝えるだけ。

理想論ですね。わかります。

私は息子に毎日注意をしていしまいます。

心はこうありたいと思っているんですけどねー。

感謝する

日々、面と向かって生活していると、

家庭での役割がある程度決まって、

やってもらっていることが当たり前になってしまいますよね。

洗濯してもらったり、アイロンかけてもらったり、料理作ってもらったり。

たとえそれらが役割だったとしても、やってくれている人に『感謝』しましょう。

そして、我々の役割、労働には感謝されないものです。

そこに不満を感じないようにしましょう。

対等な関係

夫婦は対等です。どちらがどれだけお金を稼ごうが、関係に何も作用しません。

併せて言うなら、親と子も対等だあるべきだと考えています。

子は弱いです。力はなく、知識もなく、

我々が援助をしなければ生きていくこともできません。

それでも、対等です。

弱いけど対等。役割が異なるだけ。

アドラーさんが言ってました。

対等だから、より良い関係が築けると。

対等だから、尊敬に繋がり、愛を育むことができる。

そこには、押し付けも、注意も、怒りもない。

家族全員対等。

難しいよな。

まとめ

名著「幸せになる勇気」と、敬愛する故人の残した言葉から、

幸せになる為の人間関係を検討しました。

・怒らない

・感謝を伝える

・対等な関係

書いてみると、当たり前のことですが、

きちんと実行できていないことも事実。

共に幸せになりたい人の優先順位を決めて、

丁寧にそれらを実行していきたいなと、

再度、思いました。

今日は以上です。

それでは、ハルヒコでした!

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この記事を書いた人

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毎日を楽しく過ごすために、
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